広島城って市内にあるけど広島城のことイマイチ分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は広島城は昔、天皇が住んでいたこともあるお城なんです!
今回は広島の近代化を支えてきた広島城について歴史や特徴、そして現代のイベント情報などを紹介します。
広島城の魅力とは?
広島城は広島市中区基町にあります。別名:鯉城、在間城、当麻城などと言われています。
広島城は、毛利輝元が瀬戸内海に繋がる太田川の三角州(デルタ)になっている現在地に場所を定め、築城しました。
毛利輝元の後、福島正則が整備し、広島城が完成しました。
幕末、明治、大正、昭和と広島城を中心に経済を回していました!!
昭和20年に原子爆弾が投下され、倒壊しました。
現在の広島城は、1958年以降に再建したものとなっています。戦争の悲劇も知ることができる城となっています。
広島城の歴史をザザッとご紹介
広島城は1589年毛利輝元が築城したと言われています。
関ヶ原の戦いの後、福島正則が城主、その後は浅野家が明治の時代まで城主でした!!
広島城に明治天皇が住んでいた??
なんと実は広島が首都だったこともあるんです!!!!
正確に言うと、臨時首都という名目です。
理由は2つ!!
・当時の東京から続く、山陽鉄道に広島駅があったこと
・大型船が船舶可能な宇品港があったこと
その為、広島城に明治天皇が住んでいたこともあります!
日清戦争時に、明治天皇が指揮を執るために入居しました。
明治天皇は広島に227日間滞在し、帝国議会も開催したこともあります!!
ちなみに明治維新以降、首都が東京以外になったのは未だに広島のみとなっています。
広島城の由来の地名もチラホラ
広島市にある「八丁堀」や「薬研堀」などにお堀があった名残です!!
他にも現在の広島市の中心街「本通り」も城下町を整えた時にできた通りとなっています!!
他にも「京口門」や「大手門」なども門があった地域です。
広島城を築いた時の呼び名が現代にも地名として残っているんですね!!
広島城の特徴
・内堀の水
広島城の内堀に旧太田川から水を引いています!
ルーツを辿れば、明治時代までは太田川から水を入れていましたが、その後水を入れるのをやめ、閉鎖性水域となったことで水質が悪化しました。
平成となり、再びお堀に水を入れる話となり、その課題として水質の見直しをする必要がありました。それを改善すべく、旧太田川から水を入れることで、水質を回復しました!!
・護国神社
元々は戊辰戦争時に戦死者を奉祀するために、二葉の里の方に神社ができました。その後、老朽化に伴い、昭和9年に現在の位置に移転しました。
広島城イベント
広島城では企画やイベントを実施しています。
現在または今後実施予定のイベントもございます!!
広島城フィールドワーク
広島城では過去色々とイベントをしています。今年(2023年)3月にも「広島城フィールドワーク」という西国街道を実際に歩いたり、広島城あと周辺を歩き、当時の縄張りについて勉強できるイベントも開催予定です!
広島城について
アクセス方法
入場時間と入場料
天守閣の利用案内
料金 | 団体(有料入館者30名以上) | |
大人 | 370円 | 280円 |
シニア(65歳以上) | 180円 | 100円 |
高校生 | 180円 | 100円 |
中学生以下 | 無料 | 無料 |
広島の顔の一つとして今日も残っている広島城。
広島城ならではのお堀に水が流れており、そして、城内には季節によって楽しめる自然も魅力的です!!!
広島に観光に訪れた場合には、ぜひ広島城に足を運んでみてはいかがでしょうか?